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はじめてのプロジェクト:空のファイルから PDF まで

SumiCAD を初めて使う方のためのステップごとの解説。外壁と内壁を描く、グリッドに吸着させて長さを数値で入力する、壁を移動・変更する、LIXIL・YKK AP のカタログからドアと窓を選ぶ、屋根をかける、平面図・構造ビュー・3D・階を切り替える、構造チェック、そして図面を PDF に。

ステップ 25所要時間 30 分アプリ SumiCAD 0.6

ステップごとの説明

はじめに

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事務所を設定する(最初の1回)

SumiCAD を初めて起動すると 事務所を設定 が開きます。氏名、事務所名、住所、確認申請用の事務所登録と管理建築士を入力して 事務所を保存 を押します。情報はこの PC にだけ保存され、どこにも送られません。

急ぐときは あとで設定。あとから オプション メニューの事務所設定でいつでも開けます。

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新しいプロジェクトを始める

ファイル › 新規プロジェクト(Ctrl+N)を開きます。空の平面図、910 mm グリッド、1F と 2F の2つの階で始まります。すぐに Ctrl+S で名前をつけて保存しましょう。以後の変更はすべて Ctrl+Z で1つずつ戻せます。

このチュートリアルでは、画面と同じになるよう内蔵のサンプルハウスで続けます。自分の家でも手順は同じです。

T1-03

階を設定する

ナビゲータ(右)の 階 の横の歯車を押します。1行が1つの階です:名前、GL からの FL(布基礎の木造なら 1F は GL+500 が一般的)、上の階までの高さ。3階や地下は 階を追加 で。

レベルを軸組に連動 をオンにすると、土台と基礎が 1F の高さに自動で合わせます。

1 · 壁をつくる

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壁ツールと外壁の仕様を選ぶ

W を押すか、ツールボックスの 壁 をクリックします。上の情報ボックスが壁の設定になります。複合構造 を開いて外壁を選びます(ここでは EXT-01)。柱・断熱・面材・外装材がひとつの壁に入り、厚さと U 値も表示されます。形状 は 連続(壁を続けて描く)のままにします。

一覧には外壁・内壁・RC の壁があり、編集… で自分の仕様も作れます。

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始点をクリック、終点をクリック

壁の始点をクリックします(ここでは通り芯 X1 · Y1 の交点)。マウスを動かすと壁が実際の厚さで追従し、カーソル横に通り芯上の位置(X5 · Y1 · 通り芯)、長さ、角度 が出ます。終点でもう一度クリック。連続 なのでそこから次の壁が始まります。

カーソルは通り芯の交点・通り芯・910 モジュールの 455 mm ごとに吸着します(ステータスバーの グリッド 455)。Shift で 45° 刻み、Alt で吸着なし。

2 · グリッドと正確な長さ

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長さを数値で入力する

正確な位置をクリックする必要はありません。壁の方向にマウスを向けて 長さを mm で入力 すると、カーソル横の表示に数字が入ります(長さ 6370 mm)。Enter で壁ができ、その端から次の壁が始まります。ここでは 3640 + 6370 = 10,010 mm(11 モジュール)。

通り芯に沿うと角度は自動で 0° / 90° に固定、Shift で 45° 刻み。Backspace で1文字戻し、Esc で連続を終了します。

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外周を閉じる

X1 · Y8 をクリックし、最初の点に戻ると表示が 端点 になるのでクリック。外周が閉じて角が納まり、連続が終わります(ツールはそのまま)。長方形なら 形状 › 長方形 で対角の2点をクリックするだけです。

各壁には構造チェック用の柱・土台・間柱が自動で入ります。

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間仕切り壁(内壁)を入れる

もう一度 複合構造 を開き INT-01 間仕切り 105(内壁 130 mm)を選びます。レイヤー は自動で 内壁 に切り替わります。間仕切りの始まる外壁の上をクリックし、向かいの壁をクリック、Esc で終了。T 字はきれいに納まり、指定しなければ非耐力壁として扱われます。

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壁を移動する

Esc を2回押すか 矢印 をクリックし、間仕切りをクリックします。青くなり、編集ツールの小さなパレット(移動・ストレッチ・回転・ミラー・コピー・削除)が出ます。壁の中ほどをドラッグ するとゴーストと矢印がついてきて、距離 が表示されます。X6(910 mm)に吸着したら放します。距離を入力して Enter でも同じです。

壁の中のドア・窓も一緒に動き、外壁との取り合いも更新されます。

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伸縮して、設定を変える

選択中の壁の 端点 をつかんでドラッグすると、その端だけが動きます(ここでは Y5 まで、3640 mm の壁に)。他の壁は動きません。

そのほかは選択中の 情報ボックス で:複合構造(外壁 ↔ 内壁や別の厚さ)、基準線、長さ、高さ(ここでは 2400、または 上の階 で次の階に追従)、レイヤー。変更はそれぞれ1回の取り消し単位です(Ctrl+Z)。

3 · ドアと窓

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カタログから窓を選ぶ

N を押すか、ツールボックスの 窓 をクリックします。情報ボックスで メーカー(LIXIL・YKK AP・確認申請用の窓リスト、任意寸法は 自由)、シリーズ(ここでは樹脂窓 北海道版・寒冷地対応)、種類(縦すべり出し・引違い・FIX など)、サイズ記号 を選びます。表はメーカーの寸法表で、横が幅、縦が高さ — 07413 は 780 × 1,370 です。

U 値・枠色・建具表の行も製品と一緒に入ります。

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窓台の高さを決めて壁をクリック

腰高 FL+ を入力します(ここでは 800)。上端 FL+ は窓の高さから自動で決まります。カーソルを壁の上に動かすと窓が壁に入り、壁の始点からの距離と幅が表示されます。クリックで配置。

あとから選択して壁に沿ってドラッグするか、距離を入力して動かせます。開口部は常に壁の中に残ります。

T1-13

ドア:LIXIL ラシッサ

D を押します。外部(玄関ドア)か 室内 を選び、メーカー(LIXIL・DAIKEN・Panasonic・Noda・和室建具 襖・障子、または 自由)を選びます。LIXIL ではシリーズ ラシッサ、形式 開き戸、サイズ記号 07720(778 × 2,023)。扉と枠の色もついてきます。

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配置して開き勝手を反転

壁の上に動かすと、カーソルのある側に扉と開きの軌跡が表示されます。壁の反対側に動かすと開き勝手が反転し、壁に沿って動かすと吊元の位置を選べます。クリックで配置。

配置済みのドアを反転するときは選択して、情報ボックスの 吊元 L / R と 内開き / 外開き を使います。

部屋

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部屋に名前をつける

Z を押して各スペースの内側をクリックします。部屋は壁に沿うので、あとで壁を動かしても面積が更新されます。名前 を入力(候補に LDK・寝室・和室など)し、床・壁・天井の仕上げを選びます。仕上表と数量に反映されます。

4 · 屋根

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屋根ツール:形・勾配・軒の出

最上階(2F)で R を押します。情報ボックスで 種類(片流れ・切妻・寄棟・バタフライ・陸屋根)と 勾配(% または寸、40 % = 4寸)を選びます。軒の出… で壁芯からの軒の出を全辺同じ、または方位ごとに設定、軒まわり… で鼻隠し・軒天・樋を設定します。

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Space + クリックで壁の上に屋根

Space を押しながら壁の内側のどこかをクリックすると、建物の外周を見つけて、設定した軒の出(破線)で屋根をかけます。切妻なら棟は長辺方向。手で描くときは屋根の外周の角を順にクリックします。

あとから屋根を選択して勾配・仕上げ(ガルバリウム・瓦など)・軒まわりを変更できます。

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3D で確認する

3D タブ(または F3)をクリックします。同じモデルに今の屋根がのっています。右ボタンのドラッグで回転、ホイールで拡大縮小、Shift で移動。ウォーク で目の高さから中を歩けます。平面で勾配を変えると 3D も追従します。

5 · 平面・構造・3D・階の切り替え

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階を切り替える

ナビゲータ(右)の 階 の一覧が階の切り替えです。2F をクリックすると2階、1F で戻ります(Ctrl+↑ / Ctrl+↓ でも)。今どの階かは平面図のタブ(2F 平面図)とステータスバーに出ます。

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平面図 ↔ 構造ビュー

ナビゲータ上部の ビュー を開きます。各階に 平面図・基礎伏図・天井伏図・電気… と 床伏図(構造ビュー:柱・梁・土台・耐力壁を色つき、その他をグレー、部材記号つき)があります。平面図 で戻ります。

構造ツール(柱・梁・耐力壁)を選ぶと自動で構造ビューになり、ツールを離れると元に戻ります。耐力壁と構造 パネルの 構造ビュー ボタンも同じです。

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平面図 ↔ 3D

3D タブをクリックするか F3 を押します。右ボタンのドラッグで回転、ホイールで拡大縮小、Shift で移動。ウォーク で目の高さから中を歩けます。モデルは平面図そのもの:平面で動かした壁は、3D・立面図・断面図・図面シートでも動きます。

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構造チップ:クリックで更新

描画を軽く保つため、チェックは 必要なときだけ 動きます。変更すると(ここではガレージに収納を間仕切り)ステータスバーの 構造: チップが ⟳ つきのグレーになります(モデルが変更されました — クリックで更新)。クリックすると7つのチェックがバックグラウンドで再実行され、緑の すべて OK か赤の 3 NG が出ます。赤いチップをクリックするか Ctrl+B で、最初の NG のところでパネルが開きます。

常に自動で更新したいときは オプション › 構造チェックを自動更新。

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構造をチェックする

Ctrl+B を押すか、ステータスバーの 構造: をクリックします。描きながら在来軸組(4号)をチェックします:地震・風の壁量、4分割法、N値からの接合金物、柱の小径、横架材、基礎、水平構面。

赤い行は理由と修正方法(たすき掛けを追加、推奨サイズを使う など)を示し、1クリック・1回の取り消し単位で直せます。すべてのチェックを通す でまとめて修正。最終的な確認と署名は建築士が行います。

図面と PDF

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図面シート

ナビゲータの 図面 を開きます。レイアウトブックには A.00 表紙、A.01 配置図、A.04 平面図、A.05 立面図・断面図、各種表などのシートが、実寸の縮尺と事務所の表題欄つきで入っています。モデルに連動するので、変更しても描き直しは不要です。

確認申請の図面(P.)と構造図(S-)も ドキュメント から同じように作れます。

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PDF に出力する

Ctrl+Shift+P を押します。セット(図面 A.*、確認申請 P.*、施主用 など)と 1つの PDF にまとめる を選び、発行 を押します。すべてのシートが実寸で、そのまま印刷できる PDF になります。他の CAD を使う工務店には DXF や JWW も同じ手順で。

完了したら Ctrl+S で保存。次は AI に繰り返しの作業を任せてみましょう。

次は:AI をつなぐと繰り返しの編集を任せられます。詳しくはユーザーガイドへ。

チュートリアルは順次追加します。今すぐ質問したいときは、SumiCAD の中の AI アシスタントに聞いてください。どのツールも説明し、手順を一つずつ案内します — AI をつなぐ。